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vol.18 企業と生活者をつなぐ共創の場を支援 和漢×スパイスの食養生セミナーを日本橋で開催【三井不動産✕ハウス食品✕ツムラ】

忙しい日々のなかで、体や心のコンディションを整える時間を確保するのは意外と難しく、仕事や家事に追われる毎日では、自分自身のケアが後回しになりがち……。そんな現代の働く女性に向けて、和漢とスパイスをテーマにした「食養生セミナー」が2月26日、東京・日本橋で開催された。

主催したのは、日本を代表するスパイスメーカーのハウス食品と、漢方薬品メーカーのツムラ。&mogプロジェクトでは本イベントのサポート役を担い、企業と生活者をつなぎ、新しい食の価値創造を後押しした。

会場となったのは、日本橋にあるリビングラボ「+NARU NIHONBASHI」。三井不動産が展開するこの施設は、「好奇心で動き出す日本橋のオープンスペース」をコンセプトに、生活者と企業が出会い、体験を通じて新しい価値を生み出す場として活用されている。

今回のイベントでも、働く女性を中心とした約30名の参加者が集まり、和漢やスパイスを取り入れた食養生の知恵に触れながら、五感で楽しむ体験型セミナーが行われた。

働く女性の不調に寄り添う食養生

セミナーのテーマとなった「食養生」とは、日々の食事を通して心身のバランスを整えるという考え方。体調の変化を感じやすい現代の働く女性にとって、日常生活の中で無理なく取り入れられるセルフケアとして注目されている。

第1部の「和漢講座」では、ツムラで医薬品や食品事業に携わってきた坂本樹さんが登壇。漢方の基本的な考え方を紹介しながら、山椒やナツメ、高麗人参などの和漢素材を日々の食生活に取り入れる方法を解説した。

坂本さんは、薬膳料理研究家・谷口ももよ氏の言葉を引用しながら、「難しく考えず、バランスよく、おいしく楽しく食べることが大切」と説明。健康のために無理をするのではなく、日常の中でできることから少しずつ取り入れていくことの重要性を伝えた。

さらに、食養生を実践するうえでのポイントとして、次の3つの心得が紹介された。

①1つの食材だけに偏らない:多様な食材を摂取することで身体機能が保たれるという科学的データもあり、有害物質の蓄積リスクを分散する効果も期待できる。

②食べ方にも工夫が必要:生野菜など冷たい食事ばかりでは体を冷やしてしまう可能性があるため、おかゆやスープなど温かい料理で体の内側から温めることが大切。加熱によって野菜の栄養吸収率が高まる場合もある。

③体に良い食材でも摂りすぎない:健康志向の食材であっても、冷たい状態で大量に摂ると体を冷やしてしまうことがあるため、日々の食事の中で少しずつ継続的に取り入れることが重要。

世界の食文化に学ぶスパイスの力

続く第2部では、ハウス食品による「スパイス講座」が行われた。登壇したのは、「スパイスマスター」の社内資格を持つ牧野由実加さん。スパイスの歴史や世界各国の料理における活用法を紹介しながら、その魅力を解説した。

講座では、花椒やシナモン、フェンネルなど、日常の食事やティータイムに取り入れやすい6種類のスパイスを紹介。料理だけでなく、飲み物やデザートにも応用できる手軽な活用方法が提案された。

会場には実際のスパイスや和漢素材も用意。参加者たちは香りや味わいを体感しながら健康的な食習慣への理解を深めていった。

今回のイベントは、ハウス食品が今年1月に発売したアジアンスープ麺「美味香碗」のプロモーションの一環として実施されたもので、セミナーの後半では試食体験も行われた。

「美味香碗」は、“現代の働く若年女性を応援する仕事終わりのご自愛夜ごはん”をコンセプトに開発された商品。開発チームの中心となったのは、20〜30代の女性社員たちで、ターゲットでもある社内の若年女性社員へのヒアリングを重ねながら、何度もコンセプトを見直し、約5年の歳月をかけて商品を磨き上げていったという。

今回のイベント開催にあたり、&mogプロジェクトでは日本橋周辺で働く女性に向けた訴求ノウハウの提供に加え、日本橋のリビングラボ「+NARU NIHONBASHI」を会場として提案。生活者と直接つながる機会を創出した。

「+NARU NIHONBASHIは、集まって語って活動するための寄り合い所のような場所。日本橋に集まる人と人が繋がり、好奇心から探究活動が生まれていくことを目指しています。今回のようなイベント利用のほか、趣味や仕事の活動拠点としても活用いただくことで、利用者同士のコミュニティを育み、活動の広がりを可視化する仕掛けを展開しています」と話すのは、&mogプロジェクトを推進する三井不動産の吉田信貴さん。

今後は、セミナー参加者へのアンケート結果をハウス食品と共同で分析し、商品のブランディング支援にも繋げていく予定だ。

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